松山城堀之内公園内にある当館は、モネ、ボナールの海外作家、近代日本を代表する安田靫彦等の作品を収集。さらに日本画家を志し四条派を学び、東京美術学校で洋画家黒田清輝から洋画・欧風図案指導を受け、図案家へ転向した郷土作家杉浦非水を紹介。非水はアール・ヌーヴォーの図案を通じ、感動を惹き起こす無垢の源泉を伝える。
〒790-0007 愛媛県松山市堀之内
TEL:089-932-0010
佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、文明開化でフランスに留学した浅井。 19世紀半~20世紀前半芸術村が、フォンテーヌブローの森周辺にあった。 若い画家たちは、光の微妙な変化が現れる水辺に写生地を求め、川に面したグレーは、第二のバルビゾン村となる。 4度目のグレー訪問で、約14ヶ月間滞在した浅井はグレーで、屋外での写生を日課とする。自然観察で得た題材をアトリエで構成し、多くの作品を描く。
当公園南側東京湾最奥部約1800haにわたる干潟、浅い海域。スズキ・カレイ・アサリ・パカガイ・ノリなど豊富な餌を求めて、ハマシギ・コアジサシや野鳥が訪れ、幕府に魚介類を献上する御菜浦(おさいうら)として繁栄。時に富士山山頂と太陽が重なる大気光学現象が眺められる。江戸期より体感する豊穣の海、三番瀬。
〒273-0016 千葉県船橋市潮見町40
TEL:047-435-0828
本書はマンガ史研究者の著者が、風刺画家ビゴーの作品紹介を通じ、明治日本の社会・風俗・習慣を点描する。リアルで滑稽で、おもしろく辛辣で、事実に暗示が入り、洒落て本当がある。江戸期北斎たちの浮世絵が、明治ビコーたちの風刺画にかさなる。江戸期の花鳥風月が、アールヌーヴォーのルネ・ラリックにかさなるごとく。
清水勲編 岩波文庫
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