当社は、宝亀5(774)年創建される。当時、宇和海は三島神社近くまで迫っていた。時代は光仁天皇の即位後も藤原家の専横(せんおう)と天変地異が続く頃。当社所蔵の鎌倉時代後期作の神像七体は、一木彫刻で豊かな表情をもち、同時代の一面の懸仏とともに、黒潮とつながる古代から続く宇和海の大らかさと本当の豊かさを伝える。
〒796-0202 愛媛県八幡浜市保内町宮内5-1
TEL:0894-36-1815
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」—平安の歌物語、「伊勢物語」第九段三河国八橋の情景。 この作品に、物語絵にありがちな説明的な要素はなく、主題の本質を鋭く追及。 漆で描いて金銀を蒔く蒔絵で、貝殻の真珠層をはめ込む螺鈿で、大胆に立体的にデザイン化。光琳蒔絵、王朝文化を再生!
国宝「梅蒔絵手箱」。白楽天の詩の文字を配し、池に水鳥、空に雁が飛ぶ絵柄を蒔絵で描き、梅花と文字を銀の薄板を切った平文で施す。精緻の極み。頼朝の妻政子の奉納と伝わる。当社の祭神は大山祇命。奈良・平安時代の古書にも記録が残る古社。頼朝の崇敬篤く、挙兵勝利を祈願し成功。全国武将の崇敬を篤くした。
〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-1-5
TEL:055-975-0172
昭和37年柳田、最後の著作。語ろうとしたのは、琉球諸島に漂着した者たちが稲と貝に価値を感じ、それを伝承し定着させていったのではないかということ。実証しにくい日本人の稲作による生活と信仰の原型のようなものこそ、おそらくは柳田から継承すべき思想である。
柳田国男 岩波文庫
Tags : 三島神社愛媛県鎌倉
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