天に舞う白い架け橋のように存在する自然造形の奇跡、特別名勝天橋立。夕暮れのわずかな時、太陽が真横から松林を照らすその時に「海を渡る線路」が現れる。そもそもは天の架け橋。天とつながる橋が宮津の日置にかかり神々が降りてきた。そして天を目指して地の多くのひとが渡ろうとして、崩れた。その残骸が橋立だという。
京都府宮津市字文珠
TEL:0772-22-8030(天橋立観光協会)
ペルシャ瓶(胡瓶)とも言われる形。 龍頭が注口、細い龍身が把手(トッテ)、龍の上顎(アゴ)が蓋(フタ)で、龍の眼には薄緑色のガラスがはめられる。薄手に作られた胴部に、向かい合う2組のペガサス4頭を細く線刻し、金メッキで浮き立たす。東西の伝統的なモチーフを組み合わせ、器形も文様も力強い躍動感にあふれる。 法隆寺宝物館は、明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納された名品を常設展示する。正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクション。 正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対し、一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれている。
当町は、後白河法皇の長講堂領「久美庄」の中心地。 法皇追善供養の阿弥陀如来立像が本願寺に残り、16世紀「丹後国御檀家帳」に「家五百軒斗」と記載。その繁栄の源流を示す函石浜遺跡。西暦8〜23年に栄えた中国「新」の銅銭「貨泉」や、勾玉・銅鉄製品の製造所跡も出土した。古代、函石港は重要な交易港だったのだ。
京都府京丹後市久美浜町
TEL:0772-75-1500 (京丹後市観光協会丹後町支部)
萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。
萩原秀三郎 大修館書店
Tags : 京都府天橋立
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