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宇治市源氏物語ミュージアム

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宇治市源氏物語ミュージアム

当館の常設展示「平安の間」では、光源氏の栄耀栄華の象徴、六条院の模型や、平安貴族の暮らしを垣間見る牛車や寝殿造りの室礼、貝合わせ・囲碁等の遊び道具などを展示。ハイビジョン映像で物語のあらすじや魅力を紹介し、美しくも儚い世界へと誘う。「宇治の間」では、宇治十帖の登場人物を紹介しつつ、宇治の魅力を案内する。

「宇治の間」

〒611-0021 京都府宇治市宇治東内45-26

TEL:0774-39-9300

東博百選

扇面(センメン)法華経冊子
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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扇面法華経冊子

扇の形の紙を冊子にし、法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、貴族や庶民の暮らしを描く。法華経10巻などを書き写す当作品は、この時代に慈しみ楽しまれた紙扇の絵の様式を伝える唯一の遺品。 雁皮(ガンピ)を原料として、光沢があ理、滑らかな上質の鳥の子紙(トリノコガミ)に、雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。

畿内七道

阿弥陀如来坐像 鳳凰堂

平等院鳳凰堂

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平安時代後期、天喜元(1053)年、仏師定朝の作。技法は日本独自の寄木造り完成の技法で、表現も日本独自の和様の完成を見せる。頬がまるく張った円満な顔。伏目がちの大きな眼は拝む者を静かに見つめ、表情はかぎりない優しさに溢れる。胸をひいて背をわずかにまるめた姿勢に無理がなく、どこにも硬い緊張感がない。

〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116

TEL:0774-21-2861

千夜千冊

百代の過客

百代の過客本書は日本の古典的日記を紹介する。世界中でこれほど日記にひとの内実をかけている民族はいないという著者の考え。そして「奥の細道」の芭蕉にしても目新しいことを求めてはいない。古人が求めるものをひたすらに辿り求めたい、という「風雅の直・すぐなる交わひ」があると。それがまた「本歌取り」の技法のもとになると。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ドナルド・キーン
講談社学術文庫

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