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京丹後市立丹後古代の里資料館

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京丹後市立丹後古代の里資料館

舟を漕ぐ人—前方後円墳・神明山古墳出土の円筒埴輪の断片に線刻されたもの。神明山古墳は、4世紀末から5世紀初頭、古墳時代前期末〜中期初頭に築造された、全長190mの日本海側最大級の古墳。当時この一帯は入り江でそばに港があり、古代丹後の王は海上交易と深く関わる。神明山古墳に隣接する当館で、丹後を支配した海の豪族の実像が紹介される。

埴輪断片に描かれた舟を漕ぐ人

〒627-0228 京都府京丹後市丹後町宮108

TEL:0772-75-2431

東博百選

竜首水瓶(リュウシュスイビョウ) 法隆寺献納宝物
飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

ペルシャ瓶(胡瓶)とも言われる形。 龍頭が注口、細い龍身が把手(トッテ)、龍の上顎(アゴ)が蓋(フタ)で、龍の眼には薄緑色のガラスがはめられる。薄手に作られた胴部に、向かい合う2組のペガサス4頭を細く線刻し、金メッキで浮き立たす。東西の伝統的なモチーフを組み合わせ、器形も文様も力強い躍動感にあふれる。 法隆寺宝物館は、明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納された名品を常設展示する。正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクション。 正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対し、一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれている。

畿内七道

北野天神縁起絵巻

北野天満宮

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当品は、現存する北野天神縁起絵巻の内最古で、写本の「根本縁起」。縦52cm、幅最短8m42cm、最長12m11cm、全9巻。描かれるのは、菅原道真その生涯と北野天満宮の創建、北野天神を信仰した人々の利生記。当宮は道真のご神託で天暦元(947)年に造営。「千年天神さま」と皇室から商人まで信仰された歴史は、国宝『北野天神縁起絵巻』他、宝物殿の宝物が伝える。

〒602-8386 京都市上京区御前今小路上る馬喰町

TEL:075-461-0005

千夜千冊

浦島太郎の文学史

浦島太郎の文学史浦島太郎が助けた亀は実は乙姫であり、亀姫だった。玉手箱には姫の嫉妬や復讐が込められていた。また玉手箱を開け太郎は鶴になって明神になるなど、中国の神仙物語をベースに、日本で古代から現代に至るまでさまざまに物語が編集・加工された歴史を本書はつづる。また丹後国風土記にはその物語が引用されたと歴史を読み解く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

三浦佑之
五柳書院

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