お知らせ:当サイトは2023年3月をもちまして、情報の更新及びお問い合わせ対応を休止しております。

泉涌寺

iconjalgotokyo_online

泉涌寺

京都東山(とうざん)月輪山(げつりんさん)の麓に佇む当寺は、近世期後陽成から孝明天皇葬儀を行い、山稜「月輪陵(つきのわのみさぎ)」を設ける皇室の菩提寺である。開山は、肥後国に生まれ中国に求法入宋した月輪大師(がちりんだいし)・俊_(しゅんじょう)で、嘉禄2(1226)年に宋式の主要伽藍が完成。律を基本に、天台・真言・禅・浄土兼学の北京律(ほっきょうりつ)の道場となる。伽藍建設時に清水が涌き出て寺名。

「月輪陵」

〒605-0977 京都市東山区泉涌寺山内町27

TEL:075-561-1551

東博百選

明月記(めいげつき)
藤原定家筆 鎌倉時代 1233年 東京国立博物館蔵

iconjalgotokyo_online

鎌倉時代初期の歌人藤原定家(1162-1241)の日記、『明月記』は、治承4年(1180)から嘉禎元年(1235)までの56年間に渡り、詳しく記録されている。本品は天福元年(1233)6月の記。その時定家は72歳で,正二位権中納言。1日条より29日条までの記事を収められ,定家の晩年の筆の特徴が顕著。

菩薩半跏像

畿内七道

八ツ橋

仙洞御所

iconjalgotokyo_online

当御所は寛永4(1627)年、八条宮智仁親王の甥、後水尾上皇の為、退位後に内裏から退去する御所として造営された。その庭園は綺麗さびの小堀遠州による作庭である。回遊式庭園の二つの池の間には藤棚の美しい八ツ橋がかかる。まさに近世・慶長の美の結実がそこにある。常に石組みなどの締めを置く、華麗なる美の展覧。

〒602-8611 京都市上京区京都御苑3

TEL:075-211-1211(代)(宮内庁京都事務所)

千夜千冊

王法と仏法

王法と仏法鎌倉からの中世を、密教を中心に神道的なものも含め、寺社体制を組み入れ、宗教の世俗化を促進させたと本書は読み解く。武士が中心となってリアリズムを求めただけでないと。法皇、八幡宮、神宮、中国・唐から舶来した知識やシステムを選択し、神と結びつけ仏教を広め、古代からの王法と仏法をかさね構築する日本が見える。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

黒田俊雄
法藏館

amazonで買う

Tags : 泉涌寺

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *