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知恩院

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知恩院

当寺の宝物、国宝、「法然上人行状絵図」。法然上人の誕生から入寂に至る行状のほか、法語、消息、著述などの思想もあらわし、門弟の列伝、帰依者(天皇、公家、武家)の事蹟も含んで四十八巻に構成の絵伝。後伏見上皇の勅命で、比叡山功徳院の舜昌法印が徳治2(1307)年から十余年をかけて制作と伝わる。前半部は、鎌倉後期宮廷絵所絵師の画風を顕著に見せる。

三門(国宝 内部非公開)

〒605-8686 京都市東山区林下町400

TEL:075-531-2111

東博百選

願文(がんもん)
慈円筆 鎌倉時代 1224年 東京国立博物館蔵

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慈円は摂関家出身で,『愚管抄』の作者の平安末期から鎌倉時代初期の天台宗の座主。鎌倉仏教の法然の教義を批判しても、また法然らを庇護。本作品は、貞応3年(1224)の仲秋に慈円(1155-1225)が春日大明神に祈請した願文。本巻文末に病席で書いたとあるように,慈円最晩年の筆。もと京都曼殊院に伝来した。

菩薩半跏像

畿内七道

阿弥陀三尊立像

浄土寺 浄土堂

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快慶作、阿弥陀三尊立像。阿弥陀如来像が像高5.3m、両脇侍像が像高3.7mもある巨大な三尊像。本尊の両手の上げ下げが、一般的な仏像とは逆で、脇侍の観音菩薩像と勢至菩薩像の配置も一般的な配置と左右逆。これは重源の指導で、宋から請来(もたらされた)仏画に基づいて快慶が制作したことによる。当寺は、東大寺を再建した重源の開山。浄土堂は境内の西、阿弥陀三尊は東向きに立つ。背後の蔀戸を開けると、西陽で堂内全体が朱赤に深く、遠方の溜池群が西方の光を運び込む。

〒675-1317 兵庫県小野市浄谷町2094

TEL:0794-62-4318(歓喜院)

千夜千冊

法然の編集力

法然の編集力時代は「悟りの仏教」から「救いの仏教」へ。そのことを突き詰めて、仏教を「編集」しなおして、断固として専修念仏を「選択」した法然には、きっと「情報」の足し算と「本質」の引き算が同時にできる才能があった。松岡正剛が法然を編集の視点で読み解く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

松岡正剛
NHK出版

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