- 阿弥陀如来坐像 鳳凰堂
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- 『オークラコレクション』(10/2〜12/9)
- 平安時代から近代までの日本美術を中心とする一流コレクション、オークラ(大倉)コレクションを紹介する展... 続きを読む
末法の世になると伝わった年、別荘邸宅跡に創建された平等院。その翌年の1053年に阿弥陀堂(鳳凰堂)が建立された。平安貴族は誰しも浄土への迎えを願い、西方浄土から阿弥陀仏の来迎があらん時の光景の造形に励む。平等院鳳凰堂に祀られる国宝 阿弥陀如来坐像。平安時代後期、天喜元(1053)年、仏師定朝の作。技法は日本独自の寄木造り完成の技法で、表現も日本独自の和様の完成を見せる。頬がまるく張った円満な顔。伏目がちの大きな眼は拝む者を静かに見つめ、表情はかぎりない優しさに溢れる。胸をひいて背をわずかにまるめた姿勢に無理がなく、どこにも硬い緊張感がない。
〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
TEL:0774-21-2861
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