明石海峡大橋は、世界最長の光の吊り橋。太古の象も古代の人も太陽運光線で時を知る。そして近代、文明化のひとつは、人間社会に標準時を設定することだった。また1084組のイルミネーションランプが取り付けられている。日本標準時子午線に近く、平日の夏は青く光り、毎正時に虹色となる。当橋は現代の日時計である。
〒655-0047 兵庫県神戸市垂水区舞子町
TEL:078-709-0084 (本州四国連絡高速道路株式会社 神戸管理センター)
法隆寺献納宝物の中の2面の鏡。 ともに光明皇后(701-760)が、天平8(736)年2月24日聖徳太子忌日に法隆寺に奉納した、よく溶かした、青銅より硬い白銅で鋳造した大型鏡。 優れた鋳造で、皇后の太子への畏敬を表す。 鏡の裏面のデザインは、四方に、険しい山に樹林、岩に座る人に獅子と鹿、鳥、波間には釣りする人を表す。中国風。
千曲川と犀川が合流する善光寺平南部は、古来より豊穣で物資の一大集散地。古墳時代、科野の王はクニを一望できる千曲川沿い有明山麓を選び、石が積まれ埴輪が並ぶ全長約100mの前方後円墳を築造。春分・秋分の太陽運光線、太陽の道が古墳の中央線になるように設計される。太陽が時を告げ、古墳を舞台に祭がはじまる。
〒387-0007 長野県千曲市屋代29-1
TEL:026-274-3400
萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。
萩原秀三郎 大修館書店
Tags : 兵庫県明石海峡大橋
Your email address will not be published. Required fields are marked *
Name *
Email *
Website
Comment