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鶴林寺

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鶴林寺

当寺は、聖徳太子の「法華経」講讃に由来し、太子ゆかりの建築・仏像・絵画を豊富に所蔵。高句麗僧・恵便が排仏派の迫害を逃れ、身を隠した播磨に、太子は教えを受ける為に来訪し、三間四面の精舎、刀田山四天王寺聖霊院を建立したのが当寺のはじまり。「鶴林」は釈迦入滅を悲しみ、鶴のように白くなる沙羅双樹の林に由来。

沙羅双樹の林

〒675-0031 兵庫県加古川市加古川町北在家424

TEL:079-454-7053

東博百選

菩薩半跏(ハンカ)像 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ)
7世紀 東京国立博物館蔵

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菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

痩身で、装身具も簡素な足を組み瞑想する菩薩像。 666年朝鮮半島で百済が滅ぶ。多数の王朝の民が日本に亡命。 朝廷の役人が、亡くなった半島出身の妻のために願いを込めた仏像。 —ハンカする台座の枠に「高屋大夫が亡き韓夫人のために」と刻まれ、仏像の痩身や腰から垂れる帯飾りで、朝鮮三国時代の仏像との関連も濃い。

畿内七道

金堂壁画

法隆寺

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聖徳太子創建の当寺金堂壁画は7世紀末頃描かれ、インド・アジャンター石窟群や敦煌莫高窟の壁画と共にアジア古代仏教絵画の代表とされた。焼失後再現された6号壁の三尊(阿弥陀・観音・ 勢至)を中心に25体の菩薩像を表す阿弥陀浄土は白眉。壁画の図様に国宝刺繍釈迦如来説法図(奈良博蔵)との高い親近性が見られる。

〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

TEL:0745-75-2555

千夜千冊

鹿鳴館の系譜

鹿鳴館の系譜明治16(1883)年、井上馨が企画し、ジョサイア・コンドルが設計し現在の東京・日比谷帝国ホテルの南にできた社交場、鹿鳴館。本書が語る鹿鳴館の系譜とは、古代の聖徳太子による若草伽藍であり、現代の吉田茂によるサンフランシスコ講和条約とその後のパーティである。その翻訳文化に日本文化の歴史がつづくと語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

磯田光一
講談社文芸文庫

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