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極楽寺

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極楽寺

当寺は、沢庵和尚が中興した京都・大徳寺の末寺。沢庵和尚の出身地出石町に近い城崎温泉にある。枯山水の石庭・ 清閑庭では奈良時代に開湯した城崎温泉の名水・独鈷水が湧き出る。沢庵和尚は、徳川将軍家の武芸指南役柳生宗矩に剣禅一味、不動智神妙録を説いた。この石庭で、無意識でありながら、さまざまな動きを捉われず観ることできれる柳生の剣に出会う。

清閑庭

〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島801

TEL:0796-32-2326

東博百選

聖護院の庭 浅井忠
明治37(1904)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈

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聖護院の庭 浅井忠

佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学んだ浅井。文明開化で、パリ万博の監査官として留学したフランスから帰国後、京都に移住。明治36(1903)年、京都の自宅に聖護院洋画研究所を開き指導に当たる。 その自宅近くの聖護院から描いた水彩画の日本の風景の作品。 パリの南63km、水辺のグレー村を訪ね光の描写を研究した浅井は、留学前の作品に比べ、光の整え方は格段に丁寧になる。

畿内七道

沢庵の面影

春雨庵

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寛永6(1629)年、後水尾天皇から僧侶として最高の誉れである紫の法衣を賜った京都大徳寺長老沢庵禅師は、幕府の怒りをかい流罪とされ当地で3年を過ごす。上山藩主は、沢庵の人柄に感銘し、草庵・春雨庵を寄進する。歌を詠み、歌こころ知る沢庵は、当庵をこよなく愛す。その茅葺き屋根や庭が、沢庵の面影を偲ばせる。

〒999-3146 山形県上山市松山2-10-12

TEL:023-672-0824

千夜千冊

後水尾院

後水尾院江戸時代初期、慶長文化につづく寛永文化。沢庵、柳生宗矩、宮本武蔵、本阿弥光悦、千宗旦、小堀遠州、金森宗和。多々の才能が集う当時のサロンで、新たな型が確立される。頂点は後鳥羽院以来の和歌好きの後水尾院のサロン。やがて壮大と細心を独創的に構成する修学院離宮に結実。本書は、雅なかぶきものの遊芸文化を語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

熊倉功夫
朝日新聞社

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