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丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアム

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丹波市立水分れ資料館

当館は、標高100mを切る日本最低所に瀬戸内海と日本海への水の流れが分かれる中央分水界がある氷上町石生・水分れの地勢・歴史を紹介する。水分れ地形の模型や加古川舟運の歴史を伝える高瀬舟の原寸大模型を展示し、境界線をまたいでが境界線北に生えた南種のシダや、境界線南に生息した北流系の絶滅魚「ミナミトヨミ」を紹介する。

中央分水界

〒669-3464 兵庫県丹波市氷上町石生1155

TEL:0795-82-5912

東博百選

鉄製鋲留(ビョウドメ)短甲(タンコウ/ミジカヨロイ)と小札(コザネ)鋲留眉庇付冑(マビサシツキカブト)
古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵

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ミジカヨロイは、古墳の副葬品で出土し、埴輪などにも見られるモノ。 四角や三角の鉄板や革などの素材を、人間のカラダに合うように加工するコザネは、連続させて頭や胴を守るように、板を合わせ鋲で留める。蝶番(チョウツガイ)で開閉式とする。腰の部分がくびれて現存するのは主に鉄製や金銅製。 同時期には、中国北方遊牧民の騎馬兵のヨロイとかさなる、肩から打ちかけて着用する、ウチカケヨロイ、挂甲(ケイコウけ)もある。 兜の上には、2つの半球形金具を筒状金具で接続。僧侶の使うホッス(払子)のような飾りがつけられた?

畿内七道

丹波篠山

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丹波篠山の盆地は、太古湖底で丹(あか)い波が打ち寄せた。丹(丹砂)とは水銀。古代に、魔除・仏像などの朱、金メッキ・染料・顔料に使用された貴重な鉱物だった。古代から近世明智光秀まで、貴重鉱物や物流で都を支える後背地・丹波を制するものは京を制すると言われる。盆地に流れ込む霧の波は、古代の記憶を呼覚ます。

兵庫県丹波篠山市

TEL:079-506-1535 (丹波篠山観光協会)

千夜千冊

日本学者フレデレック・V・ディキンズ

「私は日本に一目惚れしてしまった。その魅惑をふりはらおうとしたがだめだった。時がたっても、その魔力は薄れなかった」と書き残したディキンズ。幕末来日のイギリス人医師で、東京帝国大学初代日本語学教授でロンドン大学事務総長。帰国後北斎を研究し、南方熊楠と一緒に『方丈記』を訳したディキンズを本書は紹介する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

秋山勇造
御茶の水書房

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