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姫路城西御屋敷跡庭園 好古園

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姫路城西御屋敷跡庭園 好古園

本多忠政造営西御屋敷の遺構をもとに造営された姫路城を借景とする庭園。園内に姫山原生林を借景とする御屋敷の庭や、築山池泉の庭がある。原生林は、播磨国風土記が伝える難破した神の船から蚕子(ひめこ)が流れ着いた丘が「日女道丘(ひめじおか)」にもかさなる。その庭の古代と近世をかさねる作意、振袖のように自由に豊か。

御屋敷の庭

〒670-0012 兵庫県姫路市本町68

TEL:079-289-4120

東博百選

志野茶碗 銘 振袖
安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵

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志野茶碗 銘 振袖

半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。

畿内七道

播磨曼荼羅

姫路文学館

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姫路で生まれた和辻哲郎の原点に迫る文学館。高さ7m、長さ60mの半円形壁面上に資料とグラフィックで、播磨の文化風土を古代~幕末を概観する絵巻物のような播磨曼荼羅。常設展示資料とともに、29歳の和辻が古寺巡礼でみせる、「鋭く繊細な直感」、「自由に飛躍する想像力」、「東西文化への意識」の原郷を辿れる。

〒670-0021 兵庫県姫路市山野井町84

TEL:079-293-8228

千夜千冊

古寺巡礼

古寺巡礼本書は大正8(1919)年、和辻33歳の時に出版。「感激による誇張があるにせよ、実感の生なましさが素直に出る。和辻さんの学問を豊潤にしたものが、ほかならぬ、その学者として和辻さんが拒んだものであったことを私(松岡正剛)は信じざるを得ない」。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

和辻哲郎
岩波文庫

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