開湯1300年の兵庫県随一の名湯地。石造りの太鼓橋がかかる川と柳並木は、城崎温泉の代表的な風景で、志賀直哉もその閑静な情緒を好んだ。温泉街には7軒もの外湯が点在し、それぞれ趣の違う温泉浴を楽しめる。暗夜を航路しても、自然の豊かさに触れ、ひとは明けの地にたどり着く。その流れは1万年前の巨大な入江、黄沼前海(きぬさきのうみ)からつづく。
〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島
TEL:0796-32-3663 (城崎温泉観光協会)
弥生文化を特徴づける国産の青銅器。 表面に区画され、鋳出された原始の絵画。 再生や生育と関連する、シカやウミガメ、トンボや動物等が描かれ、農耕祭祀と深い関わり。同じ絵画を持つ銅鐸(兵庫県桜ヶ丘4・6号銅鐸)が存在する。 弥生時代のテーマは、再生産。
手宮洞窟保存館では、シベリアの東を流れるアムール河周辺の岩壁画と類似する、1600年前頃に描かれた彫刻画が展示保存される。運河保存館では、3500年前の忍路土場遺跡から出土した漆塗りの櫛や、土器・石器等を展示。南下するアムール河から樺太のオホーツク文化と海進北上の続縄文文化が重なり合う地、小樽。
〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目1-20
TEL:0134-22-1258
両親ではないおじいさんやおばあさんが登場し、子宝を授けられ竹や桃や瓜の中からマイクロチャイルドの赤ん坊が誕生。やがて成長し大成功する。著者は、アジアやユーラシア大陸に広がる水辺にまつわる物語性を発見し、桃太郎の原母とし、永遠の生命を約束する万葉集の月よみの持ちたる変若水(おちみず)にも注目。昔話が世界に広がる。
石田英一郎 講談社学術文庫
Tags : 兵庫県柳並木と大谿川
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