中国地方最高峰大山(標高1,729m)の麓、日本海が一望できる丘陵に、弥生時代の国邑、妻木晩田遺跡がある。「魏志倭人伝」に残る倭国乱の時代に最盛期を迎えるクニの中心的大集落であった。大山の長さ2km屏風型岩肌の北壁のごとく、力強い王の存在を物語る。
〒689-3411 鳥取県米子市淀江町福岡1529
TEL:0859-56-6817
弥生文化を特徴づける国産の青銅器。 表面に区画され、鋳出された原始の絵画。 再生や生育と関連する、シカやウミガメ、トンボや動物等が描かれ、農耕祭祀と深い関わり。同じ絵画を持つ銅鐸(兵庫県桜ヶ丘4・6号銅鐸)が存在する。 弥生時代のテーマは、再生産。
小林は、浅井忠に学んだ梅原龍三郎に指導を受け、スケッチに日本各地の海や山を旅した風景洋画家。当作品は、長く厳しい冬から生き物全てが目覚める春の風景を、ナイフでざっくり混ぜた絵具を素早い筆致でかさね、光や大気の動きを捉える。天地豊麗の作品。当館は、郷土ゆかりの芸術家や豊かな風土を描く1700余点を収蔵。
〒683-0822 鳥取県米子市中町12
TEL:0859-34-2424
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の芸術と思想を現代に読み解く本書。八雲は、両親からアイリッシュの神話と古代ギリシャ神話を聞いて育つ。八雲は明治23(1890)年に松江にお雇い教師として赴任し、妻セツから日本の昔話を語り聞く。そして永遠ではなくかりそめに価値を置く文化を、怪談を再構成し、随筆につづる。
ベンチョン・ユー 恒文社
Tags : 伯耆古代の丘公園大山鳥取県
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