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安楽寺

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安楽寺

上田市別所温泉にある当三重塔は、日本に唯一現存する八角塔である。全体が禅宗様で造られた類をみない仏塔で、軒裏の垂木を放射状に配する扇垂木、柱の根元に礎盤、柱頭を貫通してつなぐ水平材の頭貫の端に木鼻の彫り物を施す。細部に至るまでが禅宗様。また内部八角の仏壇には、禅宗寺院では珍しく大日如来像を安置する。

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〒386-1431 長野県上田市別所温泉2361

TEL:0268-38-2062

東博百選

見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆
江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵

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「浮世絵の祖」菱川師宣(1618?-1694)、版画ではなく、筆で描く浮世絵。 「菱川様(ヒシカワヨウ)の吾妻俤(アズマオモカゲ)」(『虚栗』)と讃えられた、江戸オリジナルの様式美、美人の立ち姿、その一人立ち。モロノブの名作。 歩みの途中でふと振り返る、その一瞬を描く。その先には?

畿内七道

信濃国分寺

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信濃国分寺

各地国分寺は建立にあたっては清々しき良き地を選ぶ。8世紀中頃、信濃国国分寺、国分尼寺が建てられたのは、千曲川沿いで東山道に近い上田。信濃国分寺史跡公園や当寺の境内は清々しい。当寺は、インド牛頭天王信仰につながる「蘇民将来子孫人也」の文字を書き入れた六角形の木製護符を頒布し、遠く天平時代とかさなる。

護符

〒386-0016 長野県上田市国分1057

TEL:0268-24-1388

千夜千冊

稲と鳥と太陽の道

稲と鳥と太陽の道萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

萩原秀三郎
大修館書店

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