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上田市立信濃国分寺資料館

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上田市立信濃国分寺資料館

当館では、発掘調査結果を通じて8世紀中頃、国分寺、国分尼寺が建てられた上田・小県(ちいさがた)地方に、人々が移住して生活をはじめた時代から、国分寺建立の奈良・平安時代まで当地の文化財等を8つのテーマで展示紹介。当尼寺の回廊跡から、日本で富本銭(ふほんせん)についで鋳造された古銭、和同開珎が出土している。信濃国府地の可能性も示す。

和同開珎

〒386-0016 長野県上田市国分 1125

TEL:0268-27-8706

東博百選

金銅八仏種子五鈷鈴(ハチブツシュシゴコレイ)
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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金銅八仏種子五鈷鈴

密教(ミッキョウ、秘密仏教)儀式の仏具で、大いなる存在を、目覚めさせ、喜ばすための鈴。 神秘的な渦巻きの文様はじめ、いつくもの帯状の文様が側面をめぐる。知恵の世界、金剛界と慈悲の世界、胎蔵界のそれぞれ四仏の仏を象徴する神聖なる文字、インドの梵字(ボンジ)をあわわす種子(シュジ)が、花の優雅な文様を伴い現れる。 優美な姿と豊かで精緻な装飾が調和。高い格調を造形する。

畿内七道

信濃国分寺

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信濃国分寺

各地国分寺は建立にあたっては清々しき良き地を選ぶ。8世紀中頃、信濃国国分寺、国分尼寺が建てられたのは、千曲川沿いで東山道に近い上田。信濃国分寺史跡公園や当寺の境内は清々しい。当寺は、インド牛頭天王信仰につながる「蘇民将来子孫人也」の文字を書き入れた六角形の木製護符を頒布し、遠く天平時代とかさなる。

護符

〒386-0016 長野県上田市国分1057

TEL:0268-24-1388

千夜千冊

稲と鳥と太陽の道

稲と鳥と太陽の道萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

萩原秀三郎
大修館書店

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