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上田城跡公園

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上田城跡公園

樹齢100年のケヤキ並木遊歩道など花と緑に包まれる公園に、真田氏の居城が佇む。上田盆地中央に安土桃山時代、真田昌幸により築かれた平城は、数少ない兵力で二度も徳川氏大軍の攻勢を撃退した歴史を持つ。防備の堀と土塁が主体の城跡と、城内上田市立博物館で紹介する真田氏ゆかりの作品がその合理極める見識を伝える。

上田城

〒386-0026 長野県上田市二の丸

TEL:0268-23-5408(上田市観光課)

東博百選

葡萄図 立原杏所(タチハラキョウショ)筆
江戸時代 天保6(1835)年 東京国立博物館蔵

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葡萄図 立原杏所筆

立原杏所(1786~1847)は水戸藩の藩士で、また絵師ではない人が描く文人画の南画家。父は、水戸藩の修史局、彰考館(ショウコウカン)艦の総裁をつとめ、黄門さまの徳川光圀(1628-1701)の遺命である『大日本史』の編纂に尽力した、立原翠軒(スイケン 1744-1823)。 杏所の画のスタイルは謹直で穏やかなのだが、酔いにまかせ描くこの作品は、大胆で奔放。フラットで温暖な中国・江南の風土から生まれた、とらわれることなく自然の風情を描く画が、南画。

畿内七道

信濃国分寺

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信濃国分寺

各地国分寺は建立にあたっては清々しき良き地を選ぶ。8世紀中頃、信濃国国分寺、国分尼寺が建てられたのは、千曲川沿いで東山道に近い上田。信濃国分寺史跡公園や当寺の境内は清々しい。当寺は、インド牛頭天王信仰につながる「蘇民将来子孫人也」の文字を書き入れた六角形の木製護符を頒布し、遠く天平時代とかさなる。

護符

〒386-0016 長野県上田市国分1057

TEL:0268-24-1388

千夜千冊

稲と鳥と太陽の道

稲と鳥と太陽の道萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

萩原秀三郎
大修館書店

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