木曽駒ケ岳が源の清冽なる奈良井川にかかる大橋は、新しい時代に夢をかける象徴。平成にかけられた美しい総檜造りの太鼓橋、「道の駅奈良井」と広大な芝生の水辺公園をつなぐ。江戸期中山道の中間の宿にあたり、曲げもの木材加工や漆塗りの匠が栄えた歴史を表す。4月上旬〜11月上旬の日没後には、ライトアップされる。
〒399-6303 長野県塩尻市奈良井1346番の3
TEL:0263-52-0280 (塩尻市役所建設課)
1853年、ペリーの黒船来航。 広重が死の直前まで制作した代表作。近景、遠景の何気ない江戸の風景を、 フカン、チョウカンの視点を駆使して斬新な構図。多版刷りの技術も工夫を重ねて風景浮世絵としての完成度は随一。 広重は来たる時代を感じ、日本の情愛ある美しさを保全した。
中山道中津川宿は、江戸幕府直轄の地であり、江戸と京都の中間地点。その重要な宿場で書き残した情報集が風説留。当資料から皇女和宮降嫁の行列の様子や「坂本龍馬」の薩長盟約前後の極秘行動を、ペリー来航、火山噴火や地震災害、幕府と長州の争いなど、混乱する幕末の状況下で、中津川宿の商人達が把握していたことを示す。
〒508-0041 岐阜県中津川市本町2-2-21 NTT西日本中津川ビル
TEL:0573-66-6888
本書は、幕末維新の日本に滞在した外国人の感想記のみを素材にして、失われた日本の面影を案内する。「日本は貧乏であっても貧困ではなかった」、「この進歩は、ほんとうにおまえのための文明なのか」、「日本はこれまで実に幸運に恵まれていたが、今後はどれほど多くの災難に出会うかと思えば、恐ろしさに耐えない」など。
渡辺京二 葦書房
Tags : 道の駅奈良井長野県
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