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磯崎眠亀記念館

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倉敷市立磯崎眠亀記念館

磯崎眠亀は、明治11(1878)年、岡山特産の藺草(いぐさ)を使った精巧緻密な莚(むしろ)の製織で、世界に名を知らしめる「錦莞莚(きんかんえん)」を完成させる。当館は眠亀の住宅兼作業場。物資搬入・搬出用に建物にスロープを配置し、土間の吹き抜けに滑車を設け、玄関は回転と横滑りで開閉し、二階の窓には外に突き出す雨戸がつく。これが明治である。

明治の創意工夫

〒710-1101 岡山県倉敷市茶屋町195番地

TEL:086-428-8515

東博百選

黒田清輝 「湖畔」
明治30(1897)年 東京国立博物館蔵 樺山愛輔氏寄贈

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明治時代に洋画壇をリードした黒田が、箱根・芦ノ湖でのちに妻となる女性、金田種子(当時23歳)を、異国的な雰囲気を醸し出すモデルとする。 パリで外光を描く技法を学んだ後、日本の夏の高地の湿気の空気を、淡くしなやかに描く。そして画面全体を包み込む。 1899年のパリ万博に満を持して出展した日本独自の洋画表現の作品。

畿内七道

童女舞姿 岸田劉生

大原美術館

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岸田の長女9歳の肖像。東京銀座に生まれ、白馬洋画研究会に入り、黒田清輝に師事した岸田は、雑誌「白樺」の同人柳宗悦や武者小路実篤と知りあい、またドイツ画家デューラーなどの影響を受け、厳格で写実的な画風へと変化する。若き晩年、岸田は東洋古美術の収集や歌舞伎に熱中。童女の立ち姿に「浮世絵風の味」が窺える。

〒710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15

TEL:086-422-0005

千夜千冊

日本創業者列伝

日本創業者列伝明治2年、横浜に書籍や医薬品を輸入販売する丸屋商社が設立され、福沢諭吉に学んだ創業者早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)は、「日本人であるかぎりは日本全体の繁栄をはかり、日本国民の幸福を助成すべき責務がある」との設立趣意書を残した。それが今の丸善となる。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

加来耕三
学陽書房人物文庫

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