磯崎眠亀記念館
倉敷市立磯崎眠亀記念館
磯崎眠亀は、明治11(1878)年、岡山特産の藺草(いぐさ)を使った精巧緻密な莚(むしろ)の製織で、世界に名を知らしめる「錦莞莚(きんかんえん)」を完成させる。当館は眠亀の住宅兼作業場。物資搬入・搬出用に建物にスロープを配置し、土間の吹き抜けに滑車を設け、玄関は回転と横滑りで開閉し、二階の窓には外に突き出す雨戸がつく。これが明治である。

〒710-1101 岡山県倉敷市茶屋町195番地
TEL:086-428-8515
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明治2年、横浜に書籍や医薬品を輸入販売する丸屋商社が設立され、福沢諭吉に学んだ創業者早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)は、「日本人であるかぎりは日本全体の繁栄をはかり、日本国民の幸福を助成すべき責務がある」との設立趣意書を残した。それが今の丸善となる。


