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岡山県古代吉備文化財センター

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岡山県古代吉備文化財センター

「文明の始まり、石器と鉄器の農耕工具を称える」—岡山市の百間川遺跡は、複合遺跡で4000年前の縄文時代後期の集落と、紀元前4世紀〜3世紀の弥生時代前・後期の集落が含まれる。弥生時代初期の環濠と石包丁、弥生時代後期の鉄製工具が出土。当センターで出土品の一部が展示される。稲は縄文時代に存在し、その晩期には水田があり、弥生時代に畦を作り区画の細部を整え効率性を高められる。そして工具を改良し、生産性を高め、環濠集落が出来て、大規模は拠点集落が出現。やがて大規模な墳丘墓が築かれ各地との交流が盛んになる。当センターで日本の古代文明の流れが見えてくる。

赤く塗られた大きな土器

〒701-0136 岡山市北区西花尻1325-3

TEL:086-293-3211

東博百選

伎楽(ギガク)面 酔胡王(スイコオウ)
法隆寺献納宝物 飛鳥〜奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

7~8世紀ごろ流行した音楽劇の仮面。造型的にも素晴らしい日本最古の仮面。 ギガクは飛鳥時代に大陸から伝えられ、奈良の大仏開眼(完成)の際にも披露。 鎌倉時代以降、実態ははっきりと知れない。酔胡王とは、酔うペルシャの王。 —面は現在正倉院の百数十面をはじめ合計230余が各社寺に残るが、ほとんどが8世紀の遺品。東博の面は、その半数以上が8世紀に遡り、造型的にも秀れ、日本最古の仮面としての価値は極めて高い。

畿内七道

島根県立古代出雲歴史博物館

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古墳時代、島根県花仙山産の碧玉・メノウで作られた玉類が本格的に全国に登場する。上野1号墳出土の大型勾玉はメノウ製、管玉は濃緑色に縞模様の碧玉製であった。当館では、日本一高大な巨大神殿、古代出雲大社本殿の模型や、大量出土の弥生時代の青銅器、豪族を飾った金銀の大刀ともに、出雲王国の成り立ちを紹介する。

〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99-4

TEL:0853-53-8600

千夜千冊

稲と鳥と太陽の道

稲と鳥と太陽の道萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

萩原秀三郎
大修館書店

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