当館は、北海道文学、日本近代文学の豊富な資料を有し、常設展でアイヌの文学から現代まで北海道文学の歴史的展開を幅広く取り上げる。向井八重子、アイヌ民族出身の伝道者、歌人。昭和6(1931)年同族の悲惨な状態に心を痛め、歌集「若きウタリ(同族)に」を出版し、金田一京助が序文を寄せる。無垢の源泉が詠われる。
〒064-0931 北海道札幌市中央区中島公園1-4
TEL:011-511-7655
青いモノクロ表現、染付(ソメツケ)で、藤棚の竹を描き、画面の全体を引き締め、赤い輪郭だけで素地の白さを花の白とし、赤い細線でやわらかい藤の蔓(ツル)を描く。 ソメツケの太い濃筆(ダミ)で、背景のビーチのような源氏雲を、落ち着かせる。 直径1尺(30cm)の丸皿、尺皿の外に強く湾曲する画面を使い切り、そこでしか描けないレイアウト・デザインをする色鍋島の代表作。
オヒョウ、シナ、ハルニレ等の木の皮を剥ぎ、繊維を布にして織るアットゥシ織は、アイヌの伝統的衣服。装飾は、糸で縫うものや、別の布を貼付ける「切伏」や、布を切り抜き左右対象とする「切抜」で、渦巻き、とげ、うろこ状の文様を描く。悪霊(あくりょう)封じ、魔除けを意味するものもある。当館は津軽海峡を挟んだ文化交流を古代より伝える。
〒040-0044 北海道函館市青柳町17-1
TEL:0138-23-5480
英国ビクトリア朝の賢人ラスキンが言い残したこと、“目から鱗が落ちる感動を引き起こす無垢の源泉をできるだけ保存せよ”と。文明における現代の危機に当たって、先人の習慣・習性の健全は変革と、それの心なき放棄とは区別され、その努力は偉大である、と。
ジョン・ラスキン 法藏館
Tags : 北海道北海道立文学館
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