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経王山本蓮寺

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経王山本蓮寺

当地は古代から潮、風待ちの湊。江戸時代には、国書に対する回答兼刷還使を含む朝鮮通信使が寄港する。当寺は南北朝期に法華宗西国布教拠点として開山、江戸時代は、鞆の福善寺と興津の清見寺とともに朝鮮通信使をもてなす場及び宿舎となる。景観や佇まいが優れたことを示し、通信使が書いた書軸や青磁花瓶が当寺に伝わる。

朝鮮通信使宿舎

〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3194

TEL:0869-34-2014

東博百選

観音菩薩立像 法隆寺献納宝物
飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵

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フタエにあどけない童子の姿。唇はごくわずかに朱色。右手で胸に垂らす飾を押え、左手で天衣をとり、端正に直立する。装身具や衣、台座の縁を特殊な彫刻刀(タガネ)で、丁寧に、丁寧に2個1組の小さな点が並ぶ複連点(フクレンテン)の文様を打ち出す。そうして気品が、醸し出された。—台座の枠、かまちに線刻した各狭間の内部には、墨を塗った痕跡もある。

畿内七道

双六古墳 金銅製単鳳環頭大刀柄頭

壱岐市立一支国博物館

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当品は大刀の柄の先端部に2匹の龍が交差し、環状内部に珠をくわえて横を向く鳳凰が入る装飾。韓国の古墳からも同形の柄頭が出土。九州と対馬の中間の玄界灘、南北17km東西15kmの壱岐島に「一支国」の王都、原の辻遺跡がある。当館は大陸系の品が多い出土物を展示し、「魏志倭人伝」で唯一特定の王都を紹介する。

〒811-5322 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1

TEL:0920-45-2731

千夜千冊

折りたく柴の記

折りたく柴の記徳川幕府第六代将軍家宣に仕えた新井白石は、進取の気性をもち元禄バブルの崩壊後の国の設計に取り組む。将軍の対外称号を「大君」から「国王」への変更、朝鮮使節の待遇改善などを処理し、金銀の海外流失や貿易の節度に関心をもち、貨幣主義と貿易不要論を貫く。本書は白石の人生の苦節と幕政改革の工夫と苦労を語る自伝。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

新井白石
中公文庫

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