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衆楽園

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衆楽園

当園は、池に大小4つの島が浮かぶ、京都の仙洞御所を模した小掘遠州作庭の大名庭園。家臣や他藩からの使者を謁見した迎賓館であり、藩主の隠居所である。だから綺麗美の中に、随所に作意・意匠を加えながら自由な気風が存分に感じられる。祈りは風土自然に捧げ、調和は移ろうものと理解した日本の面影がある。

小堀遠州作庭

〒708-8501 岡山県津山市山北520

TEL:0868-32-2029

東博百選

虎林字号(コリンジゴウ) 徹翁義亨(テットウギ)筆
南北朝時代 14世紀 東京国立博物館蔵

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茶人、城や庭の造形家、小堀遠州(エンシュウ 1579-1647)が愛した書。茶道具の目録「遠州蔵帳(エンシュウクラチョウ)」に収められ大阪・鴻池家伝来した。 禅の大師が、修行僧を一人前の禅僧と認め、与える墨跡、書が字号。 京都・大徳寺を開く大燈国師(ダイトウコクシ)の法を受け継いだのが、徹翁義亨(1295-1369)が、門弟の宗賛維那(ソウサンユイナ)のために。「虎林」を大書した。—仮の方便を使わず、極みを目指す。

畿内七道

八ツ橋

仙洞御所

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当御所は寛永4(1627)年、八条宮智仁親王の甥、後水尾上皇の為、退位後に内裏から退去する御所として造営された。その庭園は綺麗さびの小堀遠州による作庭である。回遊式庭園の二つの池の間には藤棚の美しい八ツ橋がかかる。まさに近世・慶長の美の結実がそこにある。常に石組みなどの締めを置く、華麗なる美の展覧。

〒602-8611 京都市上京区京都御苑3

TEL:075-211-1211(代)(宮内庁京都事務所)

千夜千冊

後水尾院

後水尾院江戸時代初期、慶長文化につづく寛永文化。沢庵、柳生宗矩、宮本武蔵、本阿弥光悦、千宗旦、小堀遠州、金森宗和。多々の才能が集う当時のサロンで、新たな型が確立される。頂点は後鳥羽院以来の和歌好きの後水尾院のサロン。やがて壮大と細心を独創的に構成する修学院離宮に結実。本書は、雅なかぶきものの遊芸文化を語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

熊倉功夫
朝日新聞社

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