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飛鳥寺

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飛鳥寺

538年に日本の仏教の公式な伝来、仏教公伝が行われた寺院で、当時は元興寺と呼ばれた。百済の聖明王の使いは経典、仏具を携えて難波津に着き、大和川を上り明日香に入り欽明天皇に仏教を伝えた。594年、推古天皇の「仏教興隆の詔」が出され、各地で寺院建設始まる。当寺の飛鳥大仏は、経典に忠実な中国・北魏様式で、アーモンド形の眼にアルカイックスマイル。仏教伝法の礎となる。

飛鳥大仏

〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥682

TEL:0744-54-2126

東博百選

観音菩薩立像 法隆寺献納宝物
飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵

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フタエにあどけない童子の姿。唇はごくわずかに朱色。右手で胸に垂らす飾を押え、左手で天衣をとり、端正に直立する。装身具や衣、台座の縁を特殊な彫刻刀(タガネ)で、丁寧に、丁寧に2個1組の小さな点が並ぶ複連点(フクレンテン)の文様を打ち出す。そうして気品が、醸し出された。—台座の枠、かまちに線刻した各狭間の内部には、墨を塗った痕跡もある。

畿内七道

金堂壁画

法隆寺

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聖徳太子創建の当寺金堂壁画は7世紀末頃描かれ、インド・アジャンター石窟群や敦煌莫高窟の壁画と共にアジア古代仏教絵画の代表とされた。焼失後再現された6号壁の三尊(阿弥陀・観音・ 勢至)を中心に25体の菩薩像を表す阿弥陀浄土は白眉。壁画の図様に国宝刺繍釈迦如来説法図(奈良博蔵)との高い親近性が見られる。

〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

TEL:0745-75-2555

千夜千冊

建築における「日本的なもの」

建築における「日本的なもの」建築とは、その一個一個が現実の社会に突き刺さっていくもの。建築はつねに“歴史的編集”を受け続けてきたもの。ゆえに「闇」と「虚」の対比が日本において何を意味するのか?本書は「何事のおはしますかは知らねども」の日本的なものを考えなおす挑戦の書。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

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