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石舞台古墳

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石舞台古墳

横穴式石室のある方墳の古墳。7世紀初頭の築造と推定され、上部の盛土は既に失われ、巨石が露出する。大和王朝の大臣(おおおみ)、蘇我馬子が埋葬者と思われる。大小30個、総重量約2,300tの花崗岩を使用する横穴式石室、その埋葬者のための玄室は、長さ7.7m、幅約3.5m、高さ4.7m。巨石の天井石、その重さは北側約64t、南側約77t。1300年後、震度5弱の阪神・淡路大震災でも崩れない、大きな石の表面を丹念に整える緻密な工程に奥深さを窺い知る。

石組み

〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄254

TEL:0744-54-4577(明日香村地域振興公社)

東博百選

観音菩薩立像 法隆寺献納宝物
飛鳥時代 7世紀 東京国立博物館蔵

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フタエにあどけない童子の姿。唇はごくわずかに朱色。右手で胸に垂らす飾を押え、左手で天衣をとり、端正に直立する。装身具や衣、台座の縁を特殊な彫刻刀(タガネ)で、丁寧に、丁寧に2個1組の小さな点が並ぶ複連点(フクレンテン)の文様を打ち出す。そうして気品が、醸し出された。—台座の枠、かまちに線刻した各狭間の内部には、墨を塗った痕跡もある。

畿内七道

金堂壁画

法隆寺

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聖徳太子創建の当寺金堂壁画は7世紀末頃描かれ、インド・アジャンター石窟群や敦煌莫高窟の壁画と共にアジア古代仏教絵画の代表とされた。焼失後再現された6号壁の三尊(阿弥陀・観音・ 勢至)を中心に25体の菩薩像を表す阿弥陀浄土は白眉。壁画の図様に国宝刺繍釈迦如来説法図(奈良博蔵)との高い親近性が見られる。

〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

TEL:0745-75-2555

千夜千冊

建築における「日本的なもの」

建築における「日本的なもの」建築とは、その一個一個が現実の社会に突き刺さっていくもの。建築はつねに“歴史的編集”を受け続けてきたもの。ゆえに「闇」と「虚」の対比が日本において何を意味するのか?本書は「何事のおはしますかは知らねども」の日本的なものを考えなおす挑戦の書。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

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