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金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺

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金峯山修験本宗 総本山 金峯山寺

7世紀後半、役行者が吉野山から大峯山山上ヶ岳にかけての一帯金峯山で千日の修行の末、釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩三尊の仮の姿で現れた金剛蔵王大権現を感得し、その姿を山桜に刻み、山上ヶ岳と吉野山に祀り、以来ご神木として多数の桜が植樹され、吉野は桜の名所となる。金剛蔵王権現はインド・中国に起源しない日本独自の権現仏。日本最大の秘仏金剛蔵王権現(重文)が三体安置される(平成24年より向こう10年間、国宝仁王門修理勧進の為一定期間特別ご開帳)。

蔵王堂

〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山

TEL:0746-32-8371

東博百選

扇面(センメン)法華経冊子
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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扇面法華経冊子

扇の形の紙を冊子にし、法華経の守護神を平安貴族女性の姿にし、貴族や庶民の暮らしを描く。法華経10巻などを書き写す当作品は、この時代に慈しみ楽しまれた紙扇の絵の様式を伝える唯一の遺品。 雁皮(ガンピ)を原料として、光沢があ理、滑らかな上質の鳥の子紙(トリノコガミ)に、雲母(ウンモ、キラ)の粉を、地塗りして、薄く延ばした金・銀の切箔(キリハク)を散らす。月夜に、絵柄を透かして煌(キラメ)く。

畿内七道

国宝 藤原道長金銅経筒 金峯神社蔵

京都国立博物館

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寛弘4(1007)年、藤原道長が金峯山に参詣し、山頂に埋納した法華経などの経巻を入れた経筒。埋経の経筒としては最古の遺品で、銅製で高さ36.4センチ。蓋はちょうどお茶筒のようにすっぽりと被り、金があつく塗られた表面にたがねで線刻された文字・銘文は縦書きで納めた趣意が500字にわたって記されている。

〒605-0931 京都市東山区茶屋町527

TEL:075-525-2473(テレホンサービス)

千夜千冊

日本語に探る古代信仰

日本語に探る古代信仰古代文学、古代歌謡研究の第一人者の著者が読み解く古代。大伴家持の「初春の初子の今日の玉箒 手に取るからに揺らぐ玉の緒」。枝の先に瑪瑙(めのう)などの玉がつく箒(ほうき)は呪具で、振ることで霊魂のエネルギーも振れる、冬眠っていた自然やひとのエネルギーも再起動。古代ちはやぶる、千の岩も破る神のエネルギーが言葉に込められた。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

土橋寛
中公新書

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