當麻寺(当麻寺)
當(当)麻寺
当寺は、聖徳太子異母弟・麻呂古王が開基、葛城・当麻の豪族当麻氏の氏寺として建立。 当寺は、二上山(雄岳517m、雌岳474m)と麓に位置し、浄土のような雰囲気を醸す。当寺の至宝は、二上山の峯の間に金色に輝く阿弥陀仏、壮麗な極楽浄土の光景を中将姫が一夜で織り上げた當麻曼荼羅。浄土の光景を示す當麻曼荼羅は、奈良時代の貴族、中将姫が一夜で織り上げる。国宝東西の三重塔は奈良時代に建造。その東の三重塔を借景とする中之坊庭園、と当麻の里にかかる霞に浄土の光景がかさなる。

〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263
TEL:0745-48-2001







仏教の要訣とは、せんじつめればいかに意識をコントロールできるかという点にかかっている。仏教と密教の流れをアジアの流れに組み込み、生命の流れと意識の流れを刳り貫いて、それらの流れの重なりを空海自身の夢と描く、日本史に残すべき松岡正剛の渾身作。


