法隆寺
法隆寺
世界遺産法隆寺は、松の緑が美しい矢田丘陵を背に、大和平野を見渡す斑鳩の宮に接して、憲法十七条の制定や遣隋使の派遣で国の発展を計った聖徳太子によって607年頃に創建。その後火災にあい、復興されたのが世界最古の木造建築群として知られる現在の西院伽藍。また斑鳩宮跡に、奈良時代に聖徳太子の菩提を祀る夢殿が建立され、夢殿を中心とした建築群が現在の東院伽藍。金堂壁画はじめ、飛鳥時代以来の多くの仏像、あまたの美術工芸品を眼前にすることができる。—金堂壁画は7世紀末頃描かれ、インド・アジャンター石窟群や敦煌莫高窟の壁画と共にアジア古代仏教絵画の代表とされる。
〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
TEL:0745-75-2555