- 特別公開『金峯山寺仁王門 金剛力士立像―奈良・金峯山寺所蔵―』 (2/23〜仁王門修理完了まで(令和10年度予定)
- 奈良県吉野町に位置する金峯山寺の重要文化財 木造金剛力士立像2軀を、特別公開いたします。この金剛力士... 続きを読む
- 広大で立派な輪奐の美
- 当宮は、明治22(1889)年創建で後醍醐天皇を祭神とする。約2万7千坪の境内から西方に金剛・葛城山... 続きを読む
大和国の分水嶺となる大峯山脈北部、神奈備の青根ヶ峰に由来する当社は、大和国4つの水分大社のひとつである。 豊臣秀吉が詣で授かったといわれる秀頼が、慶長9(1604)年に社殿を再建。当社には非公開の女神像があり、玉眼で鎌倉彫刻の特徴を表すといわれる。奈良仏師とつながる紀ノ川沿いの文化の影響かもしない。
〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
TEL:0746-32-3012
乳(ニュウ)は鏡の裏面(背面)のトッキ。トッキをに尾があるものは、獣の形が変形したもの。ニュウをめぐりトグロを巻く龍の長くのびた胴の上に、神像と口に棒状のものをくわえた小獣の形をレイアウト。内円に神像と神獣、外円に飛び回る鳥、走り回る獣が、デザインされる中国の神獣鏡。 その中国の鏡を模倣して作られた鏡(倣製鏡、ホウセイキョウ)。ダリュウは、ワニをモチーフにする。内円は、神像ととぐろを巻く龍が頭を共有し、外円は、僧侶の使うホッス(払子)のように変形する。 ホウセイキョウとして、デザインは精密、鋳上(イアガ)りは上々。 —2世紀末頃北部九州の銅矛(ホコ)、畿内・東海地方の銅鐸が姿を消し、群像を描いた画文帯をめぐらせ、 図像を浮彫し、細い線を使い細密な表現が特徴の画文帯神獣鏡が現れた。