当館は、「近江風土記の丘」の中心的な施設として、特別史跡安土城跡をはじめ、史跡観音寺城跡、史跡瓢箪山古墳、史跡大中の湖南遺跡を紹介する。出土考古資料や信長や家臣に関わる歴史・美術資料を常時展示する。 ー安土城は天下を目指し、琵琶湖に突き出す岬のような安土山に建てられ、内部は黒漆塗りと華麗な障壁画で飾られた。
〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678
TEL:0748-46-2424
大正12(1923)年に関東大震災。明治政府のお雇い外国人、ジョサイア・コンドル(1852-1920)が設計の赤レンガ造の旧本館は被災。 旧本館にかわり、現在の本館が、渡辺仁(1887-1973)と内司寮(宮内省)設計、大林組の施工で、昭和12(1937)年竣工し、翌年開館する。 正面玄関は大階段。現代、銀行本店、裁判所他の設定で、テレビドラマやミュージックビデオでも登場する。 吹き抜けの格天井、一部は採光する屋根。大理石の手すりに、アール・デコ・スタイルの照明。大震災で被災した来館者への想いも重なる。
天正13(1585)年豊臣秀次が近江八幡湖畔の八幡山に廃城安土城の城郭一部を移し城を築き、城下町を整備。城は10年で廃城となるが、湖畔の葦をあむ近江のすだれ、そして近江商人が残り発展する。群生の葦を揺らす風の音、水面を渡る爽やかな風、船頭の昔語り、5km、1時間半弱の長閑な水郷めぐりも残る。
滋賀県近江八幡市宮内町周辺
TEL:0748-32-7003 (近江八幡観光物産協会)
全国の領土紛争をめぐる私戦を禁止する「惣無事(そうぶじ)」を宣言し、天皇の意向である「叡慮(えいりょ)」により領土処分権「進止」(しんし)を得たことで秀吉の国家経営システムのシナリオは頂点に達し、朝鮮出兵で瓦解。また朝鮮出兵は陶芸技術と朱子学を残す。
笠谷和比古・黒田慶一 文英堂
Tags : 博物館史跡滋賀県滋賀県立安土城考古博物館特別史跡観音寺
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