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瀬田の唐橋

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瀬田の唐橋

琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川に架かる唐橋。江戸時代、京に上る東海道がこの橋を上り、その夕照の美しさは歌川広重の近江八景で全国に伝わる。日本書紀に登場する当橋を現在の大橋・小橋に整備したのは信長。現在の橋も欄干の擬宝珠(ぎぼし)は江戸時代からのものもある。 ー擬宝珠(ぎぼし)は、伊勢神宮装飾に由来し、京三条大橋など格式のある橋を象徴する。

近江八景「瀬田の夕照」

〒520-2134 滋賀県大津市瀬田

TEL:077-534-0706 (石山駅観光案内所)

東博百選

歌川広重「名所江戸百景 上野山した」
江戸時代 安政4(1857)年 東京国立博物館蔵

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名所江戸百景 上野山した 歌川広重筆

1853年、ペリーの黒船来航。 広重が死の直前まで制作した代表作。近景、遠景の何気ない江戸の風景を、 フカン、チョウカンの視点を駆使して斬新な構図。多版刷りの技術も工夫を重ねて風景浮世絵としての完成度は随一。 広重は来たる時代を感じ、日本の情愛ある美しさを保全した。

名所江戸百景 上野山した 歌川広重筆

畿内七道

彦根城博物館

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彦根城博物館

当館は、彦根藩主井伊家に伝わる貴重な文化財や資料を紹介する。風俗図、彦根屏風は、近世初期風俗画の傑作。制作は江戸時代寛永年間(1624~44)、舞台は当時の京の遊里と推定。各人物は、屏風の形態山・谷折りを活かし、それぞれが緊密な関係でシナをつくり、計算つくしの構図。髪筋や衣装の文様の線描と色彩は精緻を極め、画中画の屏風絵は漢画の琴棋書画を見立てる。

彦根屏風

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1

TEL:0749-22-6100

千夜千冊

百代の過客

百代の過客本書は日本の古典的日記を紹介する。世界中でこれほど日記にひとの内実をかけている民族はいないという著者の考え。そして「奥の細道」の芭蕉にしても目新しいことを求めてはいない。古人が求めるものをひたすらに辿り求めたい、という「風雅の直・すぐなる交わひ」があると。それがまた「本歌取り」の技法のもとになると。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ドナルド・キーン
講談社学術文庫

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