この大鳥居は、自然との調和の美の仕組の800年前の知恵。現在が8代目。砂中深く埋まることなく自らの重みで立つ。上部の箱形の造りの島木に拳大の玉石約4tを詰め、主柱・袖柱併せた6本柱と屋根の交差部分に動きや歪み等を吸収する楔(くさび)を施す。海底部分は松材の杭を打ち地盤を強化した上に布石を並べ基礎としている。 *大鳥居は現在修復工事中
〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1-1
TEL:0829-44-2020
滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった装飾したお経の巻物、 装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、柔らい書体のお経。生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 この方便品のほか、同じ巻第6から分断された竹生島の宝厳寺蔵の序品の存在が確認されている。
慶長8(1603)年、豊臣秀頼の宝厳寺再興時に、京都東山の秀吉を祀る豊国廟の極楽門を移築した桧皮葺の屋根を持つ門。極彩色の彫刻と飾金具で飾ったその華麗さは、桃山様式の唐門の代表的遺構。また元々は、秀吉築城当時の大坂城本丸曲輪にかかった屋根を持つ極楽橋との指摘もある。秀吉の大坂城天守の唯一の遺構ともなる。
〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町1664
TEL:0749-63-4410
平安時代は、京都王朝中心よりむしろ地方の時代だった。続いて源頼朝が、北の平泉と西の福原の両方を蹴散らかして新たに鎌倉に幕府を築いたが、それは風水にもとづき、「武の雅」を謳う「北の平泉的なもの」と「西の福原的なもの」の統合であったのではないか。
入間田宣夫 高志書院
Tags : もみじ谷公園一関市博物館嚴島神社平泉文化史館広島県
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