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熊本県立装飾古墳館

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熊本県立装飾古墳館

肥後古代の森山鹿地区のチブサン古墳は、長さ44m、高さ7mの6世紀の前方後円古墳。阿蘇の土の顔料からなる赤・白・黒の3色で、人物や円文、三角文が描かれている。当館では不定期公開の装飾古墳を精緻に復元したレプリカで、常時石室内部を観覧できる。オリジナル映画等で、7世紀の明日香前の装飾古墳がわかりやすく紹介される。

彩色円文 三角文

〒861-0561 熊本県山鹿市鹿央町岩原3085

TEL:0968-36-2151

東博百選

金銅製冠帽(カンボウ)
古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵

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金銅製冠帽

透し彫りの悪霊防御のカエン(火焔)紋の内に、透し彫りの絡み合った2頭の龍。半球の飾り金具を付けた蛇行する金具。薄い金板を連ねて垂らす飾りホヨウ(歩揺)が、帽子や透し彫りの縁に多く付く。また歩くと、きらきらと輝く。 ともに出土した素環頭(ソカントウ)大刀の環頭部分の外周、帯の金具—四角の帯留め、カ帯(カタイ)金具、鏡のように平らな、鏡板にも龍の文様が施される。

畿内七道

石組み

石舞台古墳

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古代石工の技術が結実した石室。上面の広く平らな天井石は最大で約77t、全30数個の岩の総重量は2300t以上。小さな石を組み合わせた上に、大きな石を積み上げる。組み合わせは、石工の現場判断。大きな石の表面を丹念に整える緻密な工程に、奥深さを窺い知る。1300年後、震度5弱の阪神大震災でも崩れない。

〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄254

TEL:0744-54-4577(明日香村地域振興公社)

千夜千冊

稲と鳥と太陽の道

稲と鳥と太陽の道萩原さんは写真家である。すばらしい観察力と推理力と洞察力をもって、学者が気がつかなかった仮説を提出する。日本古代からの柱と鳥の関係を示す祭のルーツを中国に追いかけて、日本のコメは中国南部のミャオ族(苗族)によってもたらされたのではないかと。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

萩原秀三郎
大修館書店

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