「未来へつなぐ熊本の記憶」をテーマに、古代から現代まで約4100点を展示。自然、人文、さらにプラネタリウムを併設した総合博物館。古墳時代、熊本は火の国と呼ばれる。展示品の中には才園古墳出土の鍍金鏡・馬を飾った馬具などもある(重要文化財)。古墳時代のみならず中世鎌倉時代の蓮花寺跡の出土品の白磁をはじめ、熊本県内の遺跡から出土した遺物等を紹介する。
〒860-0007 熊本市中央区古京町3-2
TEL:096-324-3500
朝廷儀式に正装高位の公家が天皇から許可を得て帯びた剣。 朝廷儀式のための飾りの剣。高い位の貴族が、天皇の許可を受けて帯びた。 鮫皮(サメカワ)で包んだ柄(エ)、ハカリの分銅形の鐔(ツバ)、鞘(サヤ)や柄に長い金物を付ける。金物は銀メッキの地板に、金メッキで繊細な葉や枝をもつ菊の文様、を高彫や透彫で表す。 鞘口に近い5か所は、上部に山形金物を付け、鞘の金物の間は梨の表面のように仕上げた、梨地に尾長鳥(オナガドリ)を螺鈿で表す。 ほっそりとわずかに反る、和様の好み。
阿蘇市一の宮町にある当社は、阿蘇の山の神「健磐龍命」を祀る。山の神が、太古の湖阿蘇の外輪山の一部を蹴破り、鍋状の湖に貯められた水を西の熊本に流し、湖に棲む巨大なまずを退治し、人々に農耕を広め、開墾したという。その伝承に沿い阿蘇神社の参道は拝殿に向かわず、阿蘇山の高岳、中岳に向かい真っ直ぐ南に伸びる。
〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
TEL:0967-22-0064
北九州から日本に稲作、青銅器、海洋技術が定着する。本書は、中国の江南地域からの道で北九州に小国家「早良国(さわらのくに)」が生まれ、倭国の原型となり、アマテラスも大和朝廷の道も始まると推測。金印で有名な「奴国」が1世紀に「早良国」を支配し、有明海から吉野ケ里遺跡の筑紫平野へ移行し「邪馬台国」の時代がくるとする。
武光誠 学研M文庫
Tags : 博物館熊本県鎌倉
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