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縮景園

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縮景園

当庭園は、広島藩主浅野長晟が元和6 (1620)年から別邸の庭園として築成する。作庭者は茶人として知られる家老の上田宗箇である。中国杭州の西湖をはじめ、幾多の景勝を集め、そのサイズを縮めて表現したのが名の由来。微細なものから積み上げ、工夫を凝らし組み上げて芸術にする日本の伝統が存分に発揮されている。

上田宗箇 作庭

〒730-0014 広島市中区上幟町2-11

TEL:082-221-3620

東博百選

志野茶碗 銘 振袖
安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵

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志野茶碗 銘 振袖

半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。

畿内七道

潮音斎

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園

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本多忠政造営西御屋敷の遺構をもとに復元された姫路城を借景とする庭園。園内に姫山原生林を借景とする潮音斎、築山池泉の庭がある。原生林は、播磨国風土記が伝える難破した神の船から蚕子(ひめこ)が流れ着いた丘が「日女道丘(ひめじおか)」にもかさなる。その庭の古代と近世をかさねる作意、振袖のように自由に豊か。

〒670-0012 兵庫県姫路市本町68

TEL:079-289-4120

千夜千冊

武家文化と同朋衆

武家文化と同朋衆本書紹介の室町幕府のアートディレクター同朋衆は、踊り念仏の時宗に起源する。当時、村落社会の宮座、信仰社会の念仏結社や別所、武家社会の会所で、「寄合の遊芸」が発展し、また兼好法師や鴨長明などの「評価」が貴族や武家に広がる。結果評価される幕府の月例行事を、遊芸に通じる時宗出身者が担い武家文化が育つと語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

村井康彦
三一書房

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Tags : 縮景園

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