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ふくやま美術館

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ふくやま美術館

当館は、福山城由来の杉戸絵など建具、福山・府中・瀬戸内に関連する作家作品を所蔵展示する。広島県生まれの金島桂華は、1911年、応挙の写生性を受け継ぐ四条派の竹内栖鳳に入門し、四条派に中国宮廷画家の画風、院体風を加えた重量感ある花鳥画を得意とした。「魚心暖冬」はその高い写実性と流麗な装飾性を合わせた妙味をみせる。

魚心暖冬 金島桂華

〒720-0067 広島県福山市西町2-4-3

TEL:084-932-2345

東博百選

写生帖(シャセイジョウ)  円山応挙(オウキョ)筆 江戸時代 寛政5(1793)年 東京国立博物館蔵

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応挙(1733-95)は、写生を重視する。磨いた写生の技を生かした、心に響く構図性と色彩感、装飾的スタイルで、京などで人気。 当時、薬草を始め、実用的な面から博学の興味が高まる。応挙も三十代に非常に多くの写生図を制作する。当時の5帖、すべてが、実物の写生ではないが、 客感的に生を捉える、その筆を持つ手。また、うかがえる。

菩薩半跏像

畿内七道

応挙様式

三井記念美術館

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一面の雪の中、煌く光を照り返し屹立する松を墨と金泥と紙の白色のみで情感豊かに描く。松は輪郭線を用いない没骨(もっこつ)技法を用い、写生を基礎に伝統的な装飾画風と融合させた平明で清新な応挙様式の代表作。当館は1929年日本を代表する洋風建築で建てられた三井本館(重要文化財)に2005年開設し伝統の雅びを伝える。

〒103-0022 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階

TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

千夜千冊

本朝画人傳

本朝画人傳全5巻に計47人の画人が登場。1人あたり40~70頁ずつほどの丹念な案内を、刹那の文章写真のように走ることになる。尾形光琳(1658生)。雁金屋は染め縫いが商いだから、きっと光琳はああいう絵になり、茶事を存分に嗜んでああいう省略が得意になった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

村松梢風
中央公論社

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