頼家の屋敷地に立つ当館は、竹原頼家・春風館からの寄託品はじめ頼山陽とその一族ゆかりの品を所蔵し展示する。頼山陽は「三国志演義」の序文を書き、天保7(1836)年に『絵本通俗三国志』となる。今、経義に疎く、詩文は古臭く、眠気さす出版物が多いなか、どちらが雅か卑かが明確になる「絵本三国志演義」を自分は取る、と山陽は言った。
〒730-0036 広島市中区袋町5-15
TEL:082-542-7022
名高い俳人、与謝蕪村(1716-83)。日本南画—プロの絵師ではない人が描く、文人画を、中国の明、清時代の絵画を学び、独学で描く。 そして池大雅(イケノタイガ 1723-1776)とともに日本南画を大成。 世俗を離れ、気高い生き様をテーマを、日常的な所作や様子で描く。心にさっと、風が吹く。—高踏的を日常的に。
家康の孫の世代、尾張光義、紀州光貞、水戸光圀が幼少の頃、江戸城登城の際に寄せ書いた梅の画賛。梅は、中国・六朝文化西晋の武帝の故事から好文木といわれ学問に親しむ象徴だった。当館は、徳川家康の遺品、駿府御分物(すんぷおわけもの)を中心に円山応挙、狩野探幽らの絵画、水戸藩に伝わる約3万点の什宝を所蔵する。
〒310-0912 茨城県水戸市見川1-1215-1
TEL:029-241-2721
当館は、江戸後期の儒学者頼山陽の書籍の他、横山大観、棟方志功など、近代日本美術史を彩る作品を所蔵する。日本古来の祈りと仁を徳目とする思想を神儒一体とし、武家の時代史「日本外史」を著し、幕末尊皇攘夷運動に影響を与えた頼山陽。「勢極まれば即ち変ず。変ずれば即ち成る」と残す歴史の目で時代の現代性を見た。
頼山陽 岩波文庫
Tags : 史跡頼山陽史跡資料館
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