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金華山

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金華山

長良川を見下ろす金華山。金華山辺り一帯は、大昔は海だった。長期間の地殻変動で盛り上り、急な斜面が切り立つ岩山となる。現在約700種の植物と60種の鳥が生息。ロープウェーで古代から残る自然の気を感じ、山頂から、美濃を制するものは天下を制す、の信長の気概も楽しむ。老松蒼鷹を描いた日本画家の川合玉堂(1873-1957)も、長良川を愛し多くの絵に描く。

ぎふ金華山ロープウェー

岐阜県岐阜市

TEL:058-265-4141(岐阜市観光コンベンション課)

東博百選

志野茶碗 銘 振袖
安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵

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志野茶碗 銘 振袖

半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。

畿内七道

「老松蒼鷹」 川合玉堂

岐阜県美術館

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六曲一双屏風に描かれる柔らかい輝きの中に老松にとまる若い鷹。裏地の金色に墨の枝で描かれた老若の生命の対比が美しい。京都府画学校を創設した幸野楳嶺、橋本雅邦、岡倉天心に従った川合玉堂は、愛知に生まれ、岐阜に育つ。当館は、玉堂はじめ山本芳翠や近代日本美術史に重要な足跡を残す岐阜ゆかりの作家作品を収集。

〒500-8368 岐阜市宇佐4‐1‐22

TEL:058-271-1314

千夜千冊

日本学者フレデレック・V・ディキンズ

「私は日本に一目惚れしてしまった。その魅惑をふりはらおうとしたがだめだった。時がたっても、その魔力は薄れなかった」と書き残したディキンズ。幕末来日のイギリス人医師で、東京帝国大学初代日本語学教授でロンドン大学事務総長。帰国後北斎を研究し、南方熊楠と一緒に『方丈記』を訳したディキンズを本書は紹介する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

秋山勇造
御茶の水書房

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