当館は、玉堂はじめ山本芳翠や近代日本美術史に重要な足跡を残す岐阜ゆかりの作家作品を収集する。六曲一双屏風に描かれる柔らかい輝きの中に老松にとまる若い鷹。金地に墨で描かれ、松は長寿を、鷹は気高さを象徴する。 共に京都府画学校を創設した幸野楳嶺や、橋本雅邦、岡倉天心に従った川合玉堂は、愛知に生まれ、岐阜に育つ。
〒500-8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
TEL:058-271-1314
半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。
金華山山頂と山麓の岐阜公園を3分間で結ぶロープウェー。金華山の自然や歴史についてアナウンスを聞きながら眼下には手つかずの原生林と鵜飼で有名な長良川や濃尾平野が眺望できる。標高329mの山頂にある岐阜城天守閣からは織田信長が眺めたであろう岐阜の街はもちろん、360度の絶景が見渡せる。夜は見事な夜景も満喫。また、金華山は風水でいう大気の気の経路「龍脈」があるといわれている。金華山辺り一帯は、大昔は海だった。長期間の地殻変動で盛り上り、急な斜面が切り立つ岩山となる。現在約700種の植物と60種の鳥が生息。
岐阜県岐阜市
TEL:058-265-4141(岐阜市観光コンベンション課)
全5巻に計47人の画人が登場。1人あたり40~70頁ずつほどの丹念な案内を、刹那の文章写真のように走ることになる。尾形光琳(1658生)。雁金屋は染め縫いが商いだから、きっと光琳はああいう絵になり、茶事を存分に嗜んでああいう省略が得意になった。
村松梢風 中央公論社
Tags : 京都府岐阜県岐阜県美術館美術館
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