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土岐市美濃陶磁歴史館 

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土岐市美濃陶磁歴史館

奔放な絵付け、大胆な造形、斬新な意匠の織部。織部を生んだ美濃焼の歴史は、7世紀前半の須恵器にまで遡る。桃山期、堺・京都の茶の湯の流行に伴い盛んに茶陶を焼いた「元屋敷窯」。当館では名品を生んだ元屋敷陶器窯跡出土の志野・織部を中心に、美濃焼の歴史を語る数々のやきものを年1回の特別展と数回の企画展で紹介。

織部・志野のふるさと紹介

〒509-5142 岐阜県土岐市泉町久尻1263

TEL:0572-55-1245

東博百選

志野茶碗 銘 振袖
安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵

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志野茶碗 銘 振袖

半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。

畿内七道

美濃焼総観の展示

多治見市美濃焼ミュージアム

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織部の中で、最も手が込んでいるのが鳴海織部。上部に白土を、下分に鉄分を含む赤土を用い、接ぎ合わす。白土の上に銅緑釉をかけ、緑の発色を際立たせ、。赤土に白泥を塗り、鉄絵を加える。緑釉と赤土、白泥の組み合わせが、他の織部にはない雰囲気を醸しだす。岐阜県多治見市は美濃焼の産地。当館で、桃山時代の陶片に触れ、美濃焼と向き合える。

〒507-0801 岐阜県多治見市東町1-9-27

TEL:0572-23-1191

千夜千冊

秀吉の野望と誤算

秀吉の野望と誤算全国の領土紛争をめぐる私戦を禁止する「惣無事(そうぶじ)」を宣言し、天皇の意向である「叡慮(えいりょ)」により領土処分権「進止」(しんし)を得たことで秀吉の国家経営システムのシナリオは頂点に達し、朝鮮出兵で瓦解。また朝鮮出兵は陶芸技術と朱子学を残す。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

笠谷和比古・黒田慶一
文英堂

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