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岩戸山歴史文化交流館

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岩戸山歴史資料館

八女市街地北側東西10数kmの八女丘陵上に位置する、4~7世紀の300基の八女古墳群。中でも6世紀前半の岩戸山古墳は、北部九州最大の前方後円墳で筑紫君磐井(つくしのきみいわい)の墓である。大量に発掘された石人・石馬は、北部九州の覇者を物語る。当館では、八女古墳群から出土の埴輪、須恵器、金環、金製垂飾付耳飾り、鉄製の武器・武具を所蔵し展示する。

北部九州の覇者

〒834-0006 福岡県八女市吉田1562-1

TEL:0943-24-3200 (岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷)

東博百選

金銅製冠帽(カンボウ)
古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵

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金銅製冠帽

透し彫りの悪霊防御のカエン(火焔)紋の内に、透し彫りの絡み合った2頭の龍。半球の飾り金具を付けた蛇行する金具。薄い金板を連ねて垂らす飾りホヨウ(歩揺)が、帽子や透し彫りの縁に多く付く。また歩くと、きらきらと輝く。 ともに出土した素環頭(ソカントウ)大刀の環頭部分の外周、帯の金具—四角の帯留め、カ帯(カタイ)金具、鏡のように平らな、鏡板にも龍の文様が施される。

畿内七道

緑のじゅうたん

八女中央大茶園

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大分県境から矢部川と星野川が合流する八女は、古代から自然の恵み溢れる扇状地。現在は九州屈指のお茶の産地で、玉露生産量は京都に次ぐ。当茶園は65haの広さで、展望台から見渡す限り緑のじゅうたん。夏・冬も過ごしやすく、大きな天変地異も記録なし。玉露のごとく香るこの扇状地は、古代北部九州の王の地であった。

〒834-0015 福岡県八女市本

TEL:0943-23-1192 (八女市観光振興課)

千夜千冊

日本史の誕生

日本史の誕生『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

岡田英弘
ちくま文庫

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