当古墳は6世紀後半ごろの壁画古墳で、多くの装飾古墳が抽象画であるなか、具象画が特徴である。具象画装飾古墳として有名な奈良県高松塚古墳が7世紀末。高句麗古墳にもみられる朱雀・玄武と推定される画材。高松塚壁画と共に日本装飾古墳に類例がない。副葬品として勾玉、ガラス丸玉、金環、馬具、武器が出土している。
〒822-0142 福岡県宮若市竹原731-2
TEL:0949-32-3210 (宮若市生涯学習センター)
透し彫りの悪霊防御のカエン(火焔)紋の内に、透し彫りの絡み合った2頭の龍。半球の飾り金具を付けた蛇行する金具。薄い金板を連ねて垂らす飾りホヨウ(歩揺)が、帽子や透し彫りの縁に多く付く。また歩くと、きらきらと輝く。 ともに出土した素環頭(ソカントウ)大刀の環頭部分の外周、帯の金具—四角の帯留め、カ帯(カタイ)金具、鏡のように平らな、鏡板にも龍の文様が施される。
南蛮屏風。左隻に異国を出港する南蛮船が日本に到着する様子、右隻には上陸したカピタン一行を宣教師が出迎える様子と貿易品を扱う唐物屋とその奥に南蛮寺が描かれる。南蛮貿易の実情を表す。当館は堺の1500年を総観する。
〒590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
TEL:072-245-6201
建築とは、その一個一個が現実の社会に突き刺さっていくもの。建築はつねに“歴史的編集”を受け続けてきたもの。ゆえに「闇」と「虚」の対比が日本において何を意味するのか?本書は「何事のおはしますかは知らねども」の日本的なものを考えなおす挑戦の書。
磯崎新 新潮社
Tags : 奈良県福岡県竹原古墳
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