十和田湖は噴火で形成された二重カルデラ湖である。十和田湖周辺には、ブナの冷温帯林とダケカンバの亜寒帯林が広がり、クマタカやイヌワシ、ツキノワグマなどの野生動物が生息する。太古の生命連環が現在も存在する。湖水は唯一奥入瀬川から流れでる。四季折々の十和田湖を優雅に運行する遊覧船で、豪快で繊細な十和田湖の極上の景観が味わえる。
青森県十和田市
0176-75-2909 (十和田湖遊覧船)
0176-75-2425 (十和田湖国立公園協会)
フタエにあどけない童子の姿。唇はごくわずかに朱色。右手で胸に垂らす飾を押え、左手で天衣をとり、端正に直立する。装身具や衣、台座の縁を特殊な彫刻刀(タガネ)で、丁寧に、丁寧に2個1組の小さな点が並ぶ複連点(フクレンテン)の文様を打ち出す。そうして気品が、醸し出された。—台座の枠、かまちに線刻した各狭間の内部には、墨を塗った痕跡もある。
聖福寺「聖観世音菩薩立像」は、ふくよかで、童子のようなプロポーションと華やかな装身具は、白鳳時代の小金銅仏の典型を示す。畿内で制作され、後年この地に運ばれたものか。十和田湖を源とする奥入瀬川に沿い、東の太平洋に向う傾斜台地にあるおいらせ町には、縄文時代から連綿と続く歴史と美がある。
〒039-2165 青森県上北郡おいらせ町阿光坊105-278
TEL:0178-56-3575
明治時代、湖南は東西を比較してその「あいだ」に立つ意見はとらず、日本が立つべきは、国家をこえた普遍的立場を表明していったほうがいいのではないかと考えた。日本には日本文化の種があって、日本にとっての支那文化は豆腐のニガリのようなものだというのだ。
内藤湖南 講談社学術文庫
Tags : 十和田湖遊覧船青森県
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