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佐渡一ノ宮度津神社

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佐渡一ノ宮度津神社

佐渡一ノ宮度津神社は、佐渡島羽茂平野の北端にあり、穏やかな山に抱かれる豊かな鎮守の杜に囲まれる。佐渡第一社の風格を持つ。陸・海上の交通安全の守護神、植林の神として、五十猛神を祀る。縄文時代が始まる頃、海面が上昇し、日本海に対馬暖流が流れ込み、九州、出雲から能登から、佐渡に人が渡り、豊かな森林を作り、神話が受け継がれた。

植林の神

〒952-0503 新潟県佐渡市羽茂飯岡550-4

TEL:0259-88-2030

東博百選

蓬莱山蒔絵袈裟箱(ケサバコ)法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ)
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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袈裟などの衣類を運ぶ箱。仙人が金・銀の宮殿に住むと、古代中国で言われた東の海に現れる島、蓬莱山を長寿の亀や鶴と描く。 蓋(フタ)のような形のため、別の箱の身と組み合わされた。 しかし側面の松喰鶴(マツクイヅル)の向きから、もともとは単独で、衣服を入れる広蓋(ヒロブタ)や髪道具など一時入れる乱箱(ミダレバコ)のように衣類等を整理・運ぶためのものと推定される。 金粉を蒔いた後に、絵を研ぎ出す技法、研出蒔絵を、疎と密に使い分け、表現する幻想性。平安時代後期の蒔絵の名品。

畿内七道

ベンガラ塗り土器 鳥浜貝塚出土

福井県立若狭歴史博物館

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ベンガラを塗った丹彩土器。高さ10.5cm。同時期に京都市の遺跡から出土した土器と酷似する。若狭三方湖に注ぐ「はす川」と「高瀬川」の合流地点である鳥浜貝塚遺跡から、約5000年前の木船や縄文漆器の逸品「赤色漆塗り櫛」が出土する。縄文前期に、高度に製作技法が発展する縄文文化のうねりがあったことを伝える。

〒917-0241 福井県小浜市遠敷2丁目104

TEL:0770-56-0525

千夜千冊

神々の猿

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の芸術と思想を現代に読み解く本書。八雲は、両親からアイリッシュの神話と古代ギリシャ神話を聞いて育つ。八雲は明治23(1890)年に松江にお雇い教師として赴任し、妻セツから日本の昔話を語り聞く。そして永遠ではなくかりそめに価値を置く文化を、怪談を再構成し、随筆につづる。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ベンチョン・ユー
恒文社

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