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白山神社

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白山神社

新潟市の白山神社は、新潟総鎮守の神社。江戸時代、北前船の最大の寄港地で、奉納された絵馬には北前船往来が描かれ、新潟津の賑わいが偲ばれる。主祭神の白山大神、菊理媛命(くくりひめのみこと)は、加賀の霊峰白山(2702m)から勧請された女神。乱れた糸をくくり整えるように融和し縁を結ぶ。戦国時代、上杉氏は新発田氏と争いを繰り返し、新発田氏の城には白山大神が祀られ、上杉氏は戦勝の帰途、白山神社に鏡と中啓(扇)を寄進したという。

絵馬

〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町1-1

TEL:025-228-2963

東博百選

遊女と禿図(カムロズ)
江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵

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江戸時代初期、懐月堂安度(生没年不詳)は工房を主宰し、筆に夜肉筆美人画を量産した。やや角張った顔立ち、広い額、切れ長の目、無造作な口。スタイル化して、太く、また細く衣服の形やシワを描く線。豊かなボディの美人画を特色とする。 そっと耳打ちする大きな遊女、小さな見習いの童女。様式化されたその美。

畿内七道

諏訪社遊楽屏風・上社隻右

諏訪市博物館

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江戸時代前期、諏訪社の上社本宮・前宮・神宮寺と門前町、および下社春宮・秋宮・神宮寺・下諏訪宿と諏訪湖の様子が描かれる。絵師は不明で、狩野派の流れを汲むものと推定。近世前期、寺社遊楽図は京都以外ではあまり残らず、当作品は社殿・伽藍の立ち並ぶ様子や、ひとの往来・生活風景が克明に描かれた貴重な歴史資料でもある。

〒392-0015 長野県諏訪市中洲171-2

TEL:0266-52-7080

千夜千冊

日本の歴史をよみなおす

日本の歴史をよみなおす民衆史の観点から日本史をよみなおす。本書の舞台は、南北朝の動乱期。天皇や神仏の直属の民、非人と呼ばれた職能民の一群があった。鋳物師、木地師、傀儡師、白拍子でもあった。街道や港を自由往来し、各地から律令制度外の貢ぎ物を天皇に届ける。職能民の女性たちは各地の伝承を物語化する中世の語り部集団でもあった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

網野善彦
筑摩書房

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