白山神社
白山神社
新潟市の白山神社は、新潟総鎮守の神社。江戸時代、北前船の最大の寄港地で、奉納された絵馬には北前船往来が描かれ、新潟津の賑わいが偲ばれる。主祭神の白山大神、菊理媛命(くくりひめのみこと)は、加賀の霊峰白山(2702m)から勧請された女神。乱れた糸をくくり整えるように融和し縁を結ぶ。戦国時代、上杉氏は新発田氏と争いを繰り返し、新発田氏の城には白山大神が祀られ、上杉氏は戦勝の帰途、白山神社に鏡と中啓(扇)を寄進したという。

〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町1-1
TEL:025-228-2963
東博百選
畿内七道
千夜千冊
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民衆史の観点から日本史をよみなおす。本書の舞台は、南北朝の動乱期。天皇や神仏の直属の民、非人と呼ばれた職能民の一群があった。鋳物師、木地師、傀儡師、白拍子でもあった。街道や港を自由往来し、各地から律令制度外の貢ぎ物を天皇に届ける。職能民の女性たちは各地の伝承を物語化する中世の語り部集団でもあった。

