五泉市は、新潟市を経て日本海に至る阿賀野川から隆起の菅名岳(すがなだけ)・大蔵山・鳴沢連山に囲まれる。菅名岳・大蔵山の中腹はブナ原生林やカツラの巨木が植生し手つかず。五泉市の南端には、霊峰越後白山が聳え、白山の伏流水は「天狗の清水」と親しまれ名酒の仕込み水。連山の西裾を流れる早出川は、上流が美しい渓谷で、秋の紅葉がすばらしい。
新潟県五泉市小面谷字布沢2374外
TEL:0250-43-3911(五泉市商工観光課)
佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、文明開化でフランスに留学した浅井。 19世紀半~20世紀前半芸術村が、フォンテーヌブローの森周辺にあった。 若い画家たちは、光の微妙な変化が現れる水辺に写生地を求め、川に面したグレーは、第二のバルビゾン村となる。 4度目のグレー訪問で、約14ヶ月間滞在した浅井はグレーで、屋外での写生を日課とする。自然観察で得た題材をアトリエで構成し、多くの作品を描く。
当作は、「心を潔く済ませる」の意。歌人會津八一(1881-1956)が、早稲田大学教授を辞任し、戦災で故郷の新潟市に戻り、家族の死別もあった晩年期の書。漢の王・劉安(前179-前123)が学者たちに作らせた書『淮南子』の「泰族訓」の中の語句を引用。当館は歌人、書家、東洋美術史学者などで活躍した會津八一を多角的に紹介する。
〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1メディアシップ5階
TEL:025-282-7612
古代文学、古代歌謡研究の第一人者の著者が読み解く古代。大伴家持の「初春の初子の今日の玉箒 手に取るからに揺らぐ玉の緒」。枝の先に瑪瑙(めのう)などの玉がつく箒(ほうき)は呪具で、振ることで霊魂のエネルギーも振れる、冬眠っていた自然やひとのエネルギーも再起動。古代ちはやぶる、千の岩も破る神のエネルギーが言葉に込められた。
土橋寛 中公新書
Tags : 新潟県早出川渓谷
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