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神楽女湖しょうぶ園

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神楽女湖しょうぶ園

別府湾から正面に見える鶴見岳は奈良時代867年頃に大噴火。その際に山の火の神を鎮める祭りを行い、神を祀る社を設ける。平安時代、鶴見岳社の神を鎮める神楽女が住んでいた神楽女湖。現在、由布岳と鶴見岳を望む当園では約80種1万5千株、30万本の花しょうぶが植えられ、神楽にかわり火の神と調和するごとくだ。

火の神との調和

〒874-8511 大分県別府市上野口町1-15

TEL:0977-21-1111

東博百選

古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆
平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

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醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。巻物の一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡、切。その古今和歌集の最古の写本で、平安時代から名筆、古筆切(コヒツギレ)の代表作品。 洗練された美しいかな文字のつながり続くさま、連綿が見事で、切れ味の鋭い筆の線を駆使して、明るく流動する美を造形。この、しとかでうるわしい、優麗典雅(ユウレイテンガ)な書風は、平安貴族が、書道の手本とする。 もとは20巻を揃え6人の合作、寄合書(ヨリアイガキ)と考えられる「高野切」の名は、豊臣秀吉が高野山の僧、木食応其(モクジキオウゴ 1536-1608)に、その断簡を与えたことに因んでいる。

畿内七道

花盛り 益田玉城

宮崎県立美術館

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中央に着飾った女性を配し、背景に桜の花。廊下の板目に垂直立ちで安定感のある、扇子を傾けて持った手と顔をやや前傾にし、また女の色香が漂う構図。着物の花柄と肩の部分に薄紅色を添えて効果的に表現。高千穂峰が見下ろす都城で1881年生まれた玉城。浮世絵や大和絵を研究し、昭和初期の下町娘の美人画も得意とした。

〒880-0031 宮崎市船塚3-210 県総合文化公園内

TEL:0985-20-3792

千夜千冊

この国のかたち

この国のかたち司馬が求めた「この国のかたち」には、答えはなかった。しかし日本の見方はとりわけ神道的なものを重視し、これを「真水」とみなす。それは教義などはもっていないで、本居宣長ふうにいえば、日本の神奈備が真水なのである。若返る若水を何度ものめるところ。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

司馬遼太郎
文春文庫

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