野上弥生子文学記念館
野上弥生子文学記念館
明治18年当地に生まれた弥生子は、「青鞜(せいとう)」創刊に協力して女性の自立を模索する。当館は、少女期の直筆原稿・遺品約200点と共に、彼女の生の言葉を保存。昭和53年9月 臼杵市民名誉市民第1号に選ばれ99歳まで現役で執筆活動を行った。「アルプスの山の娘」現代では「アルプスの少女ハイジ」を日本で初めて翻訳したのも弥生子であり、自己の理念に忠実に生きた女流作家である。

〒875-0041 大分県臼杵市臼杵浜町538
TEL:0972-63-4803
東博百選
畿内七道
千夜千冊
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本書は秀吉の猛然たる執念の起源を捉え、利休の末子に紀三郎を創造的に設定し、秀吉の愛憎半ばの癇気と情気をぶつけられ、その本質を見通すようになったかもしれない利休を対比的に描く。利休が弟子の山上宗二の無惨な死をきっかけに、秀吉への抵抗に追いこまれていく様子を日本文学最高の格調で、77〜78歳の著者が描く。




