遮光器土偶」出土の青森県つがる市木造亀ヶ岡から車で15分程にある海岸低層湿原の南限で、貴重な約23ha湿原地帯。湿原は、6月上旬のニッコウキスゲの群落で黄色に、同月下旬のノハナショウブの群落で紫色に彩られる。海岸近くに湿生植物群が存在するのは大変珍しく、北海道の北東部と、本州ではこの一帯の湿原に限られる
〒038-3283 青森県つがる市木造館岡
TEL:0173-42-2111(つがる市商工観光課)
ギリシア・クノッソス宮殿出土のような土器。 伊勢湾岸の地域で、流行の弥生時代後期の土器。 布や皮を折り曲げ、回転させている土器の表面に当てて作る凹線文(オウセンモン)と、短い棒状の粘土ヒモを貼り付けた棒状浮文(フモン)で装飾された広く開く口縁と下ブクレの胴は、その地域の特徴。 器の面を塗り分けた赤色の顔料が、そのプロポーションを引き締める。
「日本の縄文遺跡を代表」 — この遺跡は、縄文時代初期から中期にかけて、5,900年から4,200年前の長期に渡る集落跡。 多くの竪穴住居、掘立柱建物他の遺跡が、人々がこの集落にどのように住んでいたかを示す。そこには大集落を維持するシステムと思想が歴然と存在していた。発掘されたヒスイの珠や黒曜石の道具は、日本列島の広域地域との交流をまた示す。
〒038-0031 青森市大字三内字丸山305
TEL:017-766-8282(三内丸山遺跡センター)
蝦夷とは北海道アイヌのことではない。東北民のことで、ヤマト朝廷の名付け。朝廷は、東北に進出し親政府的な蝦夷の集団に影響力を強くし、城柵を設置し郡を置く。強行派の蝦夷は、巧みに他の地域に強制移住。本書は日本国家論の原点としてエミシ論を綴る。
高橋崇 中公新書
Tags : ベンセ沼北海道青森県
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